日常英会話力が上がる参考書はこれだ!英語に少し慣れた中級者におすすめ
どもども
私は35歳の時に、5ヶ月間のフィリピン留学をへて、日常英会話が話せるようになりました。
「日常英会話できるの?すごい!」と思うかもですが、初心者だったアラフォーの私でもできたので、方法を間違わなければ、誰でもできると確信してます。
そんな私は、若い頃から「英語が話せるようになりたい!」と英語の参考書を買いまくりました。50冊以上は絶対買ってます。その中で本当に”役に立った=英会話力が伸びた”参考書は数冊だけです。
そこで、この記事では英会話力をアップするのに特化した「中級者向けの参考書」を紹介します。
どんなレベルが中級者かというと、以下のような英語レベルの方です。
- TOEIC450〜550点レベル
- 基礎英文法を理解している
- 基礎単語はわかる
- 留学で1〜2ヶ月、英語を勉強した
このレベルの方は、以下をするだけで、”日常会話が話せるレベル”に到達できます。
- 英語を話すこと(オンライン英会話など)
- 英会話の上達に適した、実用的な参考書で勉強する
英語が初心者レベルの方は、以下の記事をチェックしてください。
超初心者用 おすすめ英語参考書 30代から話せるようになりたい方へ!
それでは、まずは、こちらから!
英語中級レベル 日常英会話に適した単語帳
成果が確認できるまで、つらく時間がかかりますが、確実に力がつく単語帳です。
DUO 3.0
こんな人におすすめ
- いろんな英語の表現を勉強したい
- 基礎単語を覚えた後、次のレベルにいきたい
DUO3.0の特徴
- 現代英語の重要単語1600語と重要熟語1000語を重複なしで560本の英文に凝縮
- すべての例文は、米国の教授3名を含む15名のネイティヴが作った「暗記する価値のある英文」
超有名な単語帳です。
このDUO一冊を勉強すれば、単語帳と熟語帳を1冊ずつ覚えるのと同じ効果があります。文法的な説明は一切ないので、初心者が使うのは少し難しいでしょう(現役大学生なら大丈夫)。
自分も初心者の時に、この参考書を使い、初めて見る単語が多くて、全然覚えれませんでした。「こんな単語を覚えて、ほんとに約立つのかな?」とさえ思うほど。
でも、英語の基礎を勉強してから見直すと「実用的な単語やフレーズが多いな」と実感しました。
オススメの勉強法
①音読する
②「英文」→「日本語」に訳せるようにする
③最終段階として「日本文」→「英文」に言えるようにする
3番がスムーズにできたら、日常英会話はほぼマスターしたと言えます。
この本は勉強しやすい工夫がされていて、例文の登場人物にストーリー性があります。ボブの生き様がかなり面白くて、例えば以下のようなフレーズがでてきます。
Although Bob was in disguise , I recognized him at a glance.(ボブは変装していたけど、一目で彼とわかった)
Bob felt embarrassed when he was teased in front of some girls.(女の子の前でからかわれて、ボブは恥ずかしかった)
など、「ボブは何をしたいのだろう?」、「ボブ、もっと頑張れー」と、次のフレーズがでてくるのが待ち遠しくなります。そんな部分も楽しみつつ、単語を覚えれますよ。
英会話力を伸ばすオススメ参考書
どんどん話すための瞬間英作文トレーニング
こんな人におすすめ
- 質問された時に、すぐに返答できない
- スラスラ英語が話せない
この本の特徴
- 簡単な英文を、素早く作る練習ができる
- 難易度別に勉強できる
留学していた時に、使っている人の率が高かった本といえばこれ!やることは単純です。日本語の短文が並んでいて、それを英語にするという作業を繰り返しするだけ。
以下のような感じです。
例文の日本語だけ見ると「全然簡単やん」って思います。しかし、それをすぐに英文に変換するとなると、これがなかなか難しい。日本語を見て、すぐに英文にできるまで何回も繰り返し練習しましょう。
音声もついていて「日本語→英語」と流れるので、聞きながらでも練習できます。
この本があまりにも効果的と評判で、Youtubeでも、学習方法がたくさん紹介されてます。その中でもオススメなのが、こちら。
文法の説明は少しだけなので、文法の学習は専用の参考書でした方が良いでしょう。
音読パッケージ
こんな人におすすめ
- 今まで音読の習慣がない、したことがない。
- スラスラ英語が話せない
この本の特徴
- 実用的な英文を音読できる
- リピーティング・シャドーイングの練習ができる
- とにかく英語を話すことに慣れる
このテキストも留学で使ってる人が多かったです。
英語できる人がよく言うのが、「音読は、英語上達するのに絶対必要!」
音読とは、声にだして英文を読むこと
そこで留学してる時に、「どのように音読するのが、効果的なの?」と先生に尋ねると、「何も難しいことはない、ただテキストの英文を声に出して読むだけ」と教えてくれました。
でも、あまり長い文章だと飽きてくるし、単語も難しいのばっかりだと嫌になってきますよね?一番大事なのは続けることです。
ということで、オススメなのがこの本。単語がそこまで難しいのが使われていなく、音読する文章の量が適量なのがポイント!
それが、こちら。
音読するところは左ベージ。7行くらいで、そんな長い文章ではありません。この本を使うことで、以下のような効果あります。
- たくさんの英文が聞けてリスニング力が上がる。
- 聞いた英文を真似して言えるようなる。
- それが普段の英会話に自然にでてくる。
オススメの勉強方法
①文章を見ないで、音声だけを2回聞く
この時に音声だけで、内容を理解しようとする。
②次にテキストを2回音読する
この時に、①で聞き取れなかった部分が、どんな単語かがわかる。
③リピーティングをする
この本には1文読んだら数秒止まる、ポーズ付きの音声がついてます。音声が流れて、止まっている数秒の間に、聞いた英文を音読する。要するに真似るということです。
もし、きちんと言えなかったらテキストを見てもOK。テキスト通り、音読できるまでやりましょう。
④シャドーイングする
音声が流れたら、少し、遅れてそれを真似して読み上げる。音声を追いかけて読み上げていく感じです。
文章だとわかりづらいと思うので、こちらの動画で、実際のシャドイーングを見てください。
このシャドーイングは、慣れるまで時間がかかり、正直、合わない人もいるでしょう。何日か実行して、効果が感じなければ、辞めても良いかなと。
でも、初めてでの人でも、③のリピーティングまでは、簡単にできるのでトライしてみてください。特に音読は絶対に!!
私の尊敬する先生が言ってました。
「イチローも毎日素振りをしている。英語上手くなりたい人が、毎日英語を声にださないで、どうして英語がうまくなるのか?」と。
自習で声を出す習慣が身に付くのが、この本の最大の魅力ですよ。
中学レベルの英単語でネィティブとペラペラ話せる本
こんな人におすすめ
- いろんな表現を話せるようになりたい
- スラスラと英語が話せない
この本の特徴
- 「パターンを覚えて話す」という考え方がテーマ
- でてくる単語のレベルは中学レベル
- 文法の説明が、ポイントをついていて、わかりやすい
本のタイトルだけ見ると、インチキそうですが笑
私は、この参考書のおかげで、英語学習の考え方が変わりました!もっと簡単に考えて良いんだと。
例えば、この本では「〜しそうで心配だ」は、
「I`m worried+文」のパターンで覚えようと紹介されます。
そして例文がずらっと並んでいて、それを音読して実際に使う感覚をつかんでいきます。
I`m worried I`m gonna get lost
(道に迷いそうで心配だ)
I`m worried he forgot.
(彼が忘れてるんじゃないかと心配だ)
見てわかるとおり、最初の”I`m worried”は固定です。後ろは、SVの文を持ってくるだけ。難しく考えないで、「パターンで英語を話そう」という感じですね。
こんな感じで、パターンが何十種類も紹介されてます。そして、それを覚えた時には、英語を話す幅がグンと広がりました!
この本の中身はこんな感じ。
留学中に「この本すごい!」と一人で興奮して、周りの友達に見せたら、友達からの評価もめちゃ高かったです。
ちなみに、このシリーズはもう一つ「中学レベルの英単語でネイティブとサクサク話せる本」があります。それがこちら。
こちらの内容は、"時制"に関するパターンが中心です。私はこの本で、過去完了の使い方をマスターしました!こちらも超オススメです。
TOEICテスト 高得点をとるための参考書
英語の基礎ができると、挑戦したくなるのがTOEIC。TOEICの参考書は山程ありますが、多いのはテクニックや、ただ過去問題を解いて傾向ばかり追い求めるものばかりで面白くありません。
そこで、英語の会話力を上げながら、TOEICスコアもとれるオススメの参考書を紹介します。
TOEICテスト リーディング プラチナ講義
こんな人におすすめ
- TOEICの問題を「文法」からしっかり理解したい
- 傾向とかテクニックだけの本は嫌な人
文法問題やリーディングパートの問題を、”なぜ、そうなるか?”の具体的な解説がされてる良書です。この参考書は”プラチナシリーズ”と呼ばれ、以下の3冊あります。
- リーディング編
- 英文法編
- リスニング編、ボキャブラリー編
とにかく解説が超丁寧で、わかりやすい!この本で説明されてるのは、”本質”なので、似たような問題がでても対応できるようになります。
特にオススメなのが、”リーディング編”と”英文法編”です。内容は以下の通り、テクニックだけに頼っていない内容です。
リーディング編の内容
● シーン別の問題の解説(Eメール、スケジュール、広告など)
● 長文問題を読むための頻出文法・構文・フレーズの解説
● 要頻出の単語紹介
● 言い換えの見抜き方
そのほか、テクニックや練習問題も含まれてます。
文法編内容
● TOEICテストに出題される文法事項を、名詞と動詞を軸に解説
● 難しい文法用語は使わず、わかりやすい文法用語を使用
● イラストや図を使い、レッスン形式の説明
● 演習問題の量もたっぷり
この本の理解だけで、800点までは十分とれるはずです(単語は別)。私は留学終わりに、この本と、TOEICの問題集だけで1ヶ月勉強し、700点後半とれました!
以下の記事でも、オススメのTOEIC参考書を紹介しています。ぜひチェックしてください。
【英語を活かした就職・転職】留学経験者にTOEICが絶対に必要な理由
さいごに
ここで紹介した参考書をやり終えた時には、フィリピン人の先生と、”日本語で話してる”感覚で、英語を話せるようになりました。
留学でいうと、約4ヶ月くらいが終了した段階ですね。
日常英会話を話せるようになるためには、
◎留学で、外人の先生のレッスンをただ受けているだけではダメ。
◎ 日本で、ひたすら参考書だけで勉強していてもダメ。
インプット(自習)とアウトプット(実際に話す)が、良いバランスになって初めて、英語が話せるようになります。
そのインプットが、今回紹介した参考書でできるはずです!騙されたと思って、一度やってみてくださいね。
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