フィリピン留学 英語が話せるようになる期間の目安、おすすめ時期は?
どもども。
1週間しか休みとれないけど、短期で留学しても意味ないかな?
『留学の期間』や『留学の時期』って悩みますよね?
個人の条件によって変わるので、正しい答えは無いですが、4年間、語学学校でスタッフをした経験から、できるだけ参考になる情報をお伝えします!
フィリピン留学する時期はいつが良いか?
時期によって特徴があるので、説明します。
生徒数が多い時期
学生が休みの3月、8月です。
特に8月は埋まりやすいので、早めの予約がオススメ。あとは、日本のゴールデンウィーク時期も少し多くなります。
生徒数が少ない時期
イベントの多いクリスマスや、正月の12月、1月。
基本的に、日本人は、その時期は日本にいたいのでしょうね。一度、クリスマス時期に、台湾の学校へ入学しましたが、生徒は僕一人でした(笑)
時期によって変わる、生徒の年齢構成
10〜20代が多いのは、混み合う3月、7月、8月。それ以外は、30代と20代が半分ずつくらい。
年齢構成が高い時期は、学校も落ち着いた雰囲気です。逆に9割が20代のような学校の場合は校内が騒がしくなるので、年配の方は居心地が悪いかもしれません。
気になる人は、入学前に生徒数を学校に確認しておきましょう。
注意したい留学の時期
フィリピンの場合、6月から9月が雨季真っ只中です。1日に1回は強い雨が振ります。天気も変わりやすいので、海、山には行きにくい。
また、4月には『ホーリーウィーク』という宗教行事があり、5連休になります。そのため、その週はほとんどレッスンがありません。
おすすめの留学時期
ハロウィンパーティがある10月〜11月、そしてクリスマスパーティがある12月です。
ハロウィンは日本でも盛り上りますが、フィリピンやキリスト教の国は、かなり気合い入ってるので楽しいですよ!
留学期間の目安 (目標 日常会話ができる)
日常会話できるようになるのに、どれくらいの期間、必要なんやろ?
よく聞かれる質問です。今まで数百人の留学生を見てきて、ある程度の目安ができました。まず、『留学前の英語レベル』で目安滞在期間は変わります。
例をあげます。
英語が少しできる人の場合
目安留学期間→1ヶ月
- 留学前の英語レベル ➡ TOEIC700点以上
- 過去に留学経験がある
- オンラインレッスンを1年以上受けている
<理由>
●TOEIC700点以上あれば、基礎文法と単語に加えリスニング能力もある
●話す訓練の不足だけなので、集中して英会話をすれば上達が早い
学生など、現役で英語を勉強している人の場合
留学目安期間 → 2〜3ヶ月
- 留学前の英語レベル ➡ TOEIC500〜600点以上
- 英語のレッスンを定期的に受けている
- オンラインレッスンを3ヶ月くらい受けている
<理由>
●大学生は、社会人と比べると入試から時間が経過していない。
●先生とレッスン以外のコミュニケーションの機会が多くなる。なぜなら、先生の平均年齢が20代前半と同世代なので話しやすいため。
●TOEIC500点以上あれば、基礎文法と基礎単語は理解している状態。こういう人は英会話の伸びが早い。
留学前に、英語を勉強していない人の場合
留学目安期間 → 4〜6ヶ月
- 留学前の英語レベル ➡ TOEIC500点以下
- 学校を卒業して以来、英語を勉強していない
<理由>
●最初の3ヶ月は、発音・基礎文法・単語に時間を費やすから。
●基礎力をつけてから、会話力をつける時間が必要になるため。
私は、上記の③の状態から留学をスタートしました。最初は本当に話せないのでつらいです。ただ、5ヶ月目で日常会話ができるようになってきましたね。
以上が、『日常英会話力が身につく』だいたいの目安期間です。だいたいどこの学校でも『日常会話コース』があるので、それを受講してください。
留学期間の目安 (目標 ビジネス英語ができる)
留学目安期間→『日常会話』の期間にプラス1〜3ヶ月。
日常会話ができるようになって、その後に他のコースをとるケースです。
例えば、下記のような感じ
コース例
- 『ビジネス英会話』
- 『TOEIC. IELTSコース』などのテスト対策コース
- 『接客英会話』などの職業コース
- 『ITプログラミング』などのスキルアップコース
<理由>
●ビジネス英会話や接客英会話は1ヶ月位で、身につけれる。
●ITコースは、プログラミングと全く語学と違うことを学ぶので、プラス3ヵ月位はかかる
●IELTSやTOEICは、目標スコアにもよるが1ヶ月で成果をだすのは厳しい。プラス1〜3ヶ月必要。
●事前に模擬テストを受けて、「目標スコアまで、どれくらい期間が必要か?」学校スタッフと確認しましょう。
3ヶ月間以上、留学を検討している方へアドバイス
留学を長期でする方は、途中で違う学校に転校するのもアリです。理由は、同じ場所で長期にわたり集中力を維持するのが難しいため。
また、留学申し込みの時に、滞在予定いっぱいまで予約しない方法もアリでしょう。
入学したものの、”期待より学校が良くなかった”時に違う学校に行けるので。もし、良い学校なら、延長の手続きをすれば良いだけです。
※延長しようとする時、予約がいっぱいで、延長できないリスクもあるので注意。
1〜2週間の短期留学は意味があるのか?
短期間で、日常会話が話せるようになるのは、かなり難しいです。ただ、『短期留学にメリットがないのか?_』というと、そんなわけではありません。
子供からビジネスマンまで、ぜひ短期でも留学するべきです!
短期留学のメリット
英語を勉強するモチベーションが、劇的に上がる
入試や昇進のための英語の勉強って面白く無いですよね?そういう時は、英語で外国人と話す機会を作るのが一番です。英語の勉強のモチベーションアップになります。
その理由は以下の通り。
- 先生と会話をすると『もっと自分のことを話したい!、相手の言ってる事を聞きたい』と勉強の意欲がでる
- 思ってたより話せたら自信がでて、「もっと勉強したらうまくなる!」とさらに勉強の意欲がでる
このモチベーションで、日本に帰ってからも前向きに英語の勉強ができます。
英会話力向上のための課題が発見できる
実際に人前で話す時に、初めて自分の弱点が見えるという意味です。
例えば、以下のようなことがレッスンで自覚できます。
- 覚えたはずの単語がでてこない
- 間違った発音
- 間違った文法
上記のようなことは、先生に指摘されないと、自分ではなかなか気づけません。
自分の課題が明確になると、ポイントが絞れた効率の良い勉強が日本に帰ってからもできるでしょう。
このように短期でも留学する意味はあります!
留学したいけど、会社で1週間も休みとられへんわ!!
わかります。
でも、今まで、スケジュール調整をして1週間〜2週間留学している社会人を多く見てきました!
そして、リピーターになって、確実に毎年上達し、最終的に日常会話が話せるようになった方を何人も知ってます!。
短期留学でも本当に効果があるので、是非留学しましょう!
英語を話せるようになるのは、やっぱり留学
私は日本で働いていた時に、1年間英会話の塾に通っていました。
1週間に1回、90分のグループレッスン、先生は日本人。金額も年間100万円ほどかかったと記憶してます。
最終的に、ほとんど何の収穫も無いまま終わりました。今、思うと当然の結果です。ただ通ってただけで、グループレッスンで英語を話す機会も少なく、わからなかったら"日本語で聞く”という逃げをしていました。
完全に自分の甘さが原因ですが、『もし、あの時にフィリピン留学があったらな』と思っています。
”英語をずっと勉強しているのに成果がでない”という方は、留学期間が1週間だろうが、とにかく一度留学してください!絶対に費用対効果が一番高いので!
以下のリストでは、英語留学・勉強についての記事をまとめてます。今まで、9ヵ国で留学した感想と経験を書いてますので、ぜひ、チェックしてください。
★フィリピン留学する前に確認する・知るべきこととは?
フィリピン留学する前に知るべき本当の実態11個を、元学校スタッフが教えます
でわでわ