初めての留学

フィリピン留学で失敗・後悔する人の実例!避けるべき勉強法や考え方とは?

KUNI

どもども

今回のテーマは、フィリピン留学で失敗の事例です。何をもって”失敗した留学”とするか?は、いろいろとあります。

考えられるのは、

  • 学校選びを間違った
  • 成績が目標に届かなかった
  • フィリピンでの生活に合わなかった(体調を崩した)

私はフィリピンの語学学校で、約3年間、語学学校の職員として勤務し、多くの生徒のカウンセリングを経験しました。

そして生徒が卒業する時に「なんとかしてあげたかった」と、一番責任を感じたことは、

成績があまり上がらず、卒業された人を見た時です

これは、特に30代・40代の方で多い印象です。

留学中に勉強をしなくて、結果がでないのは仕方ないですが、それにしても悲しすぎます。

留学するからには、上記のような失敗だけは防がなくてはなりません。

私自身、35歳で初めて留学しました。留学期間は6ヶ月間もあったので、たくさんのスランプを経験しています。

今回の記事では、学校職員の経験、そして自身の留学経験をもとに、オススメしない留学中の勉強法や考え方を実例で紹介します。

以下の方は、自身に置き換えて、ぜひ参考にしてもらえればと思います。

  • 留学を検討している人
  • 留学中にスランプにおちいってる人
  • 英語がなかなか上達しない人

それでは、まずはこちらから。

フィリピン留学で失敗・後悔する人の態度や考え方

フィリピン留学だけでなく、日常生活でも好かれにくい人です。ちなみに、この写真は勉強し過ぎて動物にしか好かれなくなった私です(笑)

先生を見下す

年配の人(30代後半から)に、よくあるケース。

フィリピンの学校の先生の年齡は、基本的に若いです(20代前後)。

なので、先生が教えた内容に対して「そんなの知ってる!」とか「自分はこれを教えてほしいんだ!」など語気を強めて言う方がいます。それ以外にも授業の進め方に対して、無理に主導権をとろうとしたり、逆に説教をしてみたり。

確かに、年下の先生に偉そうに言われるとムカつきます。英語は、日本語よりもダイレクトに伝わるので。

でも、たとえ年齡が若くても、先生は”先生”なので、上記のような態度は絶対にしてはいけません。フィリピンで、”先生”は尊敬される職業ですし、ただでさえフィリピン人はプライドが高いので。

「自分は客だから、偉いのは当たり前だ」という考えは日本でしか通用しません。そして、先生との関係性が悪くなるのは、イコール英語力を上げる機会を捨ててるのと一緒です。

ただ反対に生徒が、変にへりくだる必要もありあmせん。明らかに先生の態度が悪ければ、学校にクレームをいれましょう。

先生のミスに対して厳しすぎる

先生の文法に対して、細かくなりすぎるのは避けましょう。ネィティブスピーカーも文法間違いをたくさんしてます。

例をあげると、私が留学である程度、英語が話せるようになった時のことです。

レッスンで先生が、私の答えの文法ミスを指摘しました。たしか、”will”と”be going to〜”の使い分けのことだったと思います。

その日のレッスンのほとんどは、「こっちが正しい」「いや、それは違う」と言い合って終わりました。で、レッスンを終了して、テキストを見て確認すると、私の方が正しかったことがわかりました。でも、その時思ったのは、「たかがこんな文法のことぐらいで、レッスン無駄にしてしまったな」と後悔しました

先生も、人間です。たまにミスもします。そこで鬼のクビとったみたいに「それみたか!!」と言うと、先生との関係性が悪くなるだけ。もちろん、ミスが頻繁に発生するとかはダメです。

先生とレッスン中に、口論になった時の対処法

無理に、白黒をつけるのは避けるべき。とりあえず先生に「オッケー」って言って、次に進みましょう。

そしてレッスンが終了してから、参考書で調べてみて、もし先生の言ってる事が間違っていたら、翌日に優しく教えてあげれば良いでしょう。

それでも、もし先生が「自分は間違ってない!」と言い張れば、先生をチェンジすればいいだけです。

フィリピン留学中に、オススメしない勉強方法

フィリピン留学中に、オススメしない勉強方法

EOPにこだわりすぎる

EOPとは、(イングリッシュ・オンリー・ポリシー)の略。留学中に母国語を話さず、英語だけを話して生活すること。英語力を伸ばすには、本来すごく良い方法です。

周りがどれだけ日本語を話してても、EOPをずっとしてる鉄人もいて、その意思の強さは本当に尊敬しました。

しかし、特に初心者の人に、EOPはオススメできません。

EOPが初心者にオススメできない理由

①日本人は基本的に、日本人同士で英語を話すのを恥ずかしがるから。

結局、お互いに口数が減ってしまうだけになりがちです。

② 間違った文法を使って話しても、指摘してもらえないから。

日本人同士で、文法の間違いなんて指摘しません。結局、そのまま間違った言い方がクセになってしまいます。

最終的には、英語もうまく話せず、日本語も話せないでストレスだけがたまる結果になります。

こんな場合はEOPでもOK

  • 学校自体がEOPをルール化して、みんなが守っている
  • 時間を決めてする(夜までとか)

期間限定で「夕方までEOP」してる人がいましたけど、良い方法と思いました。先生と積極的に英語で話してましたね。

繰り返しますが、ほとんど英語を話せない初心者が、英語だけで生活するのは精神的によくないです。そのかわり音読をたくさんしましょう。

無料の辞書アプリを使用する

今は電子辞書より、有料辞書アプリの方が良いものがあります。注意したいのは、無料の辞書アプリ。

以下のような点でオススメしません

  • 収録されてる単語数が少なすぎる
  • 例文があまり紹介されない
  • Wifiがあるとこでしか使えない

オススメは、有料のスマホアプリでウィズダム英和辞典。3000円位しますが、せっかく留学してるので、勉強道具にも投資しましょう。

レッスン時間を多くとりすぎる

留学エージェントの広告で「えいご漬け!1日8時間のレッスンを受けましょう!」みたいなのを、よく見ます。

8時間のレッスンを1ヶ月続けた経験がありますが、圧倒的にインプット(自習)の時間が少なくなり、あまり成長した気がしませんでした。

レッスン時間を増やすと、英語が話せるようになるわけではないので、特に初心者にはオススメしません。

留学は多くてもレッスンは6時間で十分です。レッスンで英語を話す時間(アウトプット)と、単語や文法を自習する時間(インプット)のバランスを大切にしましょう。

レベルに合っていない教材を使う

社会人の方で多く見られるケースです。

具体例をあげると、英語初心者がビジネス英会話だったり、ディスカッション用のテキスト(論理的な意見を言う練習をする)を使ったりすること。

社会人の方で、少ない時間で最大限の効果をだそうと、「少しでもビジネス英会話をしたい!」という気持ちは理解できます。

ただ、自己紹介も満足にできない、単語量が少ない状態で、ビジネスクラスのレッスンを受けても、先生もどう教えていいかわからず、レッスンが成立しません。

自分の実力より、少し難しい教材を選ぶのは賛成です。「思ってたより話せなかった。。」という悔しい気持ちが、勉強のやる気をさらに上げるので。

ただ、”自分は働いてるから、ビジネス英会話をしたい”という理由で受講するのはやめましょう。もったいないです、逆に成果がでなくて。

さいごに

こちらの留学系ユーチューバーの方の動画でも、失敗する人の特徴を上手くまとめてます。話し方にクセのある動画ですが、内容は超共感できました。

今まで、いろんな生徒を見てきましたが、

「何かうまくいってなさそうだな」「成績があまり上がってないな」という方は、先生や友達と、人間関係で問題があったように感じます。

いくら本人が頑張ってても、英語は一人だけでは上手になりません。

大変な時は、ストレスが発散できる場所を見つけてくださいね。私は、ストレスたまったら、お気に入りのカフェに逃げていました。

これが、そのカフェから外を見ていた時の写真。ここに週末きて、リラックスしていました。

英語学習に行き詰まったら、カフェで一息

成績が上がらなくて、スランプ気味の方はこちらの記事チェックしてください。

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