初心者におすすめできない英語の勉強法まとめ!これをすると逆効果です
どもども。
世の中には、いろんな種類の「効果的な英語学習方法」が存在してます。
その中には、”簡単すぐに話せる”、”これだけでペラペラ”みたいなキャッチーなものがあり、気になってしまいます。
しかし、英会話学校のスタッフとして、年間100人以上の学習カウンセリングを経験した私が言いたいのは、
効果的と評判の勉強方法の中には、逆に初心者にはオススメできないものが多いということです。
そこで、この記事では、
英語初心者には逆効果になる、オススメできない英語勉強方法を紹介します!
先ほども言った通り、これまで英語勉強の失敗をたくさん目撃しましたし、私自身も失敗しました。
その中でも、”本当にこれだけは避けるべき!”というものだけお伝えします。
この記事は以下のような方にオススメです。
- 英語力が、なかなかアップしないで悩んでいる
- 英語をこれから勉強しようと考えている
それでは、まずはこちらから。
初心者におすすめできない英語の勉強法まとめ
①洋画を見る
外国人の先生が、よく言いがちです。「英語が上手くなりたいなら、映画を見なさい」と。
これは、英語初心者には逆効果になります。その理由は以下の通りです。
①一つの映画を見るのに時間がかかりすぎる
例えば、一般的に一つの洋画に使われてる英単語数は2000語前後あります。日本の中学生が覚える基礎単語が約1200語。
以上の例を見ても、ボキャブラリーの無い(単語をあまり知らない)初心者が、一つの洋画を理解するために、単語を調べながら映画を見ると、5~6時間以上かかります。
②でてくる単語が業界用語やスラングだったりする
例えば、見たのが「宇宙アクション映画」だったとします。その中には、普段、日常で使わないような単語や言い回しがたくさんでてきます。
それを頑張って覚えても、きっと実生活で使うことはないでしょう。
英会話が少しできるようになってからは、オススメ
「映画を見るだけで英語が上手くなる」なら、映画好きな人はみんな英語話せるはずですよね?でも、そんな人は、普通いないです。
ただ「映画を見て英語を勉強する」は、少し話せるようになってからは、オススメです。
英会話を聞いて、「こんな単語の使い方をするんだ」と表現方法の勉強になりますし、「前に、この単語勉強したな」と忘れてた単語を思い出させてくれるので。
ある程度、基礎文法と単語力がある人なら、映画を見るのはオススメです。
こちらの記事では、英語の勉強になるオススメ映画を紹介してます。
映画で効果的に英語学習する方法とは?勉強に適したオススメ洋画6選
②英会話や洋楽を聞きながす
テレビの通販番組で、よく紹介される”リスニング教材”。
「1日5分聞くだけで、英会話上達に効果がある!」のキャッチフレーズで一時期、話題になりました。
これも映画鑑賞と一緒で、はっきり言って英語を聞いてるだけでは、英会話は上手くなりません。
聞いてる途中で、わからない単語がでてきて、それを不明な状態にしたまま、いくら聞いても無駄です。
「洋楽を聴いて英語学習」も同じく、初心者にはオススメできません。理由は以下の通りです。
効果のある無料リスニング教材はこれ!
”英語を聞き流す”という勉強法や教材は、以下の要素がないと成立しません。
この上記の要素を満たしたおすすめリスニング教材を紹介してるので、こちらの記事を確認してください。無料教材では最高なので!
無料リスニング強化教材で最高にオススメはESL LAB!活用方法教えます
③英語だけで生活しようとする
今日から日本語話さないで、英語だけしか話さないぞ!
こんな感じで、自身を追い込まれる方も、たまに見かけます。
決意は素晴らしいですが、長続きせず、超ストレスがたまるので初心者にはオススメできません。
なぜなら、そもそも初心者は文章が作れない、ボキャブラリーが無いからです。
そんな状態で、英語だけで生活しようとすると、結局、無口になるだけです。実際、これをしていた初心者の方で、ストレスで倒れそうになってるのを見ました。
英語しか通じない環境に行くならOK
どうしても、「英語だけの生活をしたい!」というのであれば、欧米なりに留学しましょう。周囲に日本人のいない環境を作れば、英語を話すしかありません。
要は、”自分自身が変わる”努力をするより、”環境を変える努力”をする方が、徹底して英語だけの生活ができます。
もう一つ、初心者でも楽にできる、オススメの方法は「英語で物事を考えるようにする」です。これなら、そこまでストレスにはなりません。
例えば、日常生活をしながら「これ、英語でなんて言うんだろう?」って考えて、わからなかったら、すぐにスマホで調べるというアクションを習慣化してみましょう。
私は、これでボキャブラリーがすごく増えました。自分の生活圏にある物事を”英語化”していくのが、一番、英会話力が上がります。
④TOEICの勉強だけする
「TOEICの勉強は意味がない」というわけではありません。
ただ、日本では、”TOEICのハイスコア(800点以上)=英語が話せる”と誤解してる企業や人は多いです。
英会話学校で働いていた時に、800点以上の方を多く見ましたが、ペラペラ話せた人は少なかったです。なぜなら、英単語や文法を知っていても、話す練習をしていなかったからです。
とはいえ、そういう方は、すでに英語の基礎は十分にあるので、「英語を話す練習」さえすれば、1~2か月程で日常会話は話せるようになります。
英会話が上手くなりたいなら、英語を話す機会を作る!
「バランスよく勉強しましょう」という意味です。
TOEICだけの勉強もダメ。文法も単語も勉強せずに、話すことだけしてもダメです。
”英語を話す機会を作る”なら、一番コスパが良いのがオンラインレッスンです。
こちらの記事では、初心者にオススメのオンライン英会話を紹介してます。
初心者におすすめオンライン英会話4選!元語学学校スタッフが比較しました!
英語を話せるようなるには、基礎英語の勉強は欠かせない!!
いろいろと、オススメしない勉強法を紹介しました。
最後に、”英語を話せるようになるため”に、理解して頂きたいのは、
基礎英語(中学レベルの文法と単語)の勉強は絶対に必要!!
どれだけ、効率的で効果的な勉強法があったとしても、基礎勉強を避けることはできません。
こちらの記事では、初心者用の基礎英語力をつけるのにピッタリな参考書を紹介してます。
超初心者用 おすすめ英語参考書!30代から話せるようになりたい方へ
基礎勉強が終わって、いろんな英語の勉強が活きてきます。そして、もう一つ重要なのが、「英語の勉強を継続」すること。
これが一番難しいですよね。特に成果が見えないと途中で諦めそうになるので。
個人的に、勉強のモチベーションを保つために一番効果的なのは、”実際に外国人と話すこと”だと思います。
その時に「もっと上手く話したい」と感じるので。ぜひ、皆さんも諦めず英語学習を継続してください。
でわでわ。