【最悪死ぬことも】海外旅行で外国人にやってはいけないこと・タブーは?
どもども。
日本でも海外でも「礼儀」や「やってはいけない事」ってあります。
あなたは、海外に行った時に「これはやってはいけない!」という行動や言動を、いくつくらい言えますか?
日本ではそんなに問題にならないことも、海外だとトラブルの発端になり、最悪の場合、死亡事故につながる場合も。
そこで、この記事では、
外国人にやってはいけない行動や言動、をまとめました。
紹介する国は、日本人に、旅行で人気の国ベスト10です。
私はフィリピンで4年間働き、他の国も留学等で、30カ国以上に滞在しました。それらの経験をみなさんにシェアします。
大げさでなく、知っているだけでトラブルに巻き込まれないこともあるので、ぜひチェックしてください。
それでは、まずはこちらから。
【基本編】外国人に対してやってはいけないこと・タブー
以下のことは、海外だけでなく国内でも避けてください。
特に海外にいる際には絶対です。日本流は通用しません。
人前で怒鳴る・叱りつける・偉そうにする
基本、外国人はプライドが高い人が多いです。
なので、人前で叱りつけられたり、大声を出されることを非常に恥じます。もし自分の部下や家族の前でされたものなら、殺人に発展する可能性もあります(冗談抜きに)。
私自身もフィリピンで働いてた時に、”人前で怒る”ことをしてしまい、その後、同僚との関係性も悪くなりました。
また海外では、従業員と客の関係も基本は対等なので、あまり偉そうすると、それ相応の反撃を食らうことになります。
ケンカで手をだす
ひどい口論になっても、先に手をだしてはいけません。
私の友人が、インドで乗り物の運賃でもめて、胸ぐらをつかんだら、逆にナイフをだされたこともあります。
とはいえ、別に口論するのはダメではありません。日本人は英語が話せないで、言いくるめられることが多いので、「納得していない」と感情表現することは大事です。
自分が正しいと主張をするのはいくらでもOKですし、むしろしてください。
知らない子供と、過度にコミュニケーション
外国人の子供って、お人形さんみたいな顔立ちの子が多いですよね。そんな子供に、親の前で「かわいいね」くらいは全然問題ありません。
しかし道で遊んでる子供に、過度にコミュニケーション(抱きかかえたり、追いかけまわしたり)は、危険です。
私がフィリピンにいた時、友人が民家の前で子供と大声で遊んで、抱きかかえたりしてたら、親がピストルをもってきたというトラブルを経験しました。
日本でも自分の子供が、知らない外国人に抱っこされてると少し気味悪いのと同じです。
調子にのってスラング(悪い言葉)を使う
映画を見てると、普通に「Fu□king tired」,「Mother Fu□ker』とかFワードを使ってますよね。でも、あれを海外で真似すると本気でキレられます。
よほどの信頼関係があって良い関係の友達でも、軽く使ってしまうと、それがきっかけで嫌われることもあります。
仲が良くても、基本使わない方が良いでしょう。中指立てるなどのジェスチャーは、論外です。最後まで、やり合うくらいの覚悟でしてください。
しつこく値引きを迫る
海外では、値札のついてない物を売っているケースが多いです。
そこで”値段交渉”に入りますが、相場より明らかに下の金額をしつこく要求すると、キレられることがあります。
とはいえ、いまだに日本人は金持ちと思われてるので、言い値では買ってはいけません。お土産を買う時は、いくつか店をまわって事前に相場を確認しておきましょう。
日本人に人気の海外旅行先でやってはいけないこと 1位~5位
できるだけ、その国ならではのタブーを中心に紹介します。
1位 タイでやってはいけない事
僧侶に対してふざける
仏教国であるタイは、日本の仏教とは少し違い、より厳格です。
タイ国民から尊敬されている僧侶(日本のお坊さん)に対して、敬意を払わないような行動は絶対にしてはいけません。
以下の点に注意してください。
厳しい修行の邪魔になるので、少し距離をとりましょう。
タイ王室を侮辱する
最近、タイ王室反対デモのニュースがありましたが、基本的に王室は、家に写真をかざる国民がいるほど、すごく尊敬されています。
バカにするような行為・言動はマジ切れされる可能性があるのでやめましょう。
頭を触わる
よほどのことがない限り、知らない人の頭を触ることはないと思いますが。タイ人同士で親しい間柄でも、”神聖な場所”とされている頭に触れることはしません。
足を人に向ける
足は”不浄なもの”とされています。机の上にのせたり、仏像に足を向ける行為はダメ。
また、足をまたぐ行為もよくないので、乗り物で混雑してる場合でも、通る時は、声をかけて足をずらしてもらいましょう。
2位 台湾でやってはいけない事
MRT(地下鉄)で飲食する
美味しい食べ物や屋台が多い台湾ですが、乗車時に飲食していると罰金1500元(約5500円)です。ペットボトルの水を飲むだけでもダメ。
歩きタバコは注意
歩きタバコやポイ捨てをすると、罰金2000~10000元(約7300~36000円)かかります。ふつうに歩きたばこしてる人見ますけどね(笑)嫌な思いをしないためにも注意しましょう。
また、アイコスや電子タバコの使用、持ち込みも禁止。見つかると1万元(約36000円)の罰金があります。
日本語で悪口を言う
たまに海外だと、”日本語が伝わらない”のをいいことに、「あほ」や「ボケ」など好きなこと言ってる人がいます。
台湾は、昔の日本統治時代の関係で、年配の方は日本語を理解されてる方が多いです。台湾に関わらずダメなこと、絶対にやめましょう。
スープや麺類を食べる時に,音を出す
どの国でも基本ダメですが、台湾は特に厳しいです。注意まではされないですが、嫌な顔はされます。
地下鉄の有線座席に座る
地下鉄に乗ると、「博愛席」と表示している、青色の座席があります。
一見わかりにくいですが、これはお年寄りや子供が優先席。日本では、混んでいなければ普通に座ってる方が多いですが、台湾ではタブーです。
3位 韓国でやってはいけない事
バス乗車時の飲食物持ち込み
テイクアウトしたコーヒーや、屋台フードなど持ち込み不可です。
タバコは全ての飲食店でダメ
喫煙者が多い韓国ですが、店内は全て禁止になりました。
無視をする
どの国でもそうですが、特に韓国では、非常に失礼な行為にあたります。
以前、ナンパされた日本人女性が無視してたら、逆上した韓国人男性に暴行を受けるという理不尽な事件がニュースで報道されてました。
これは完全に韓国人男性に非がありますが、トラブルに合わないために、嫌でも、『No No』と断り、無視だけは避けましょう。
年長者へ失礼な行為をする
儒教の国なので、年長者に対しての礼儀は厳しいです。
などなど。
私の経験では、年下の韓国人にものすごく睨まれた経験がありますけど(笑)よほど私に怒ってたみたいですね。
4位 ハワイでやってはいけない事
アメリカ領ですが、ハワイ独自の条例があるので注意しましょう。
ビーチで飲酒・喫煙をする
海を見ながらビーチでお酒を飲みたいところですが、お酒はレストランやバーでしか飲めません。また21歳から飲酒が可能で、20歳では禁止です。タバコはもちろんダメ
横断歩道がないところで道路を渡る
厳しいですが、見つかると130ドルの罰金です。また、横断歩道を渡ってる途中に、歩きスマホすると15~90ドルの罰金もあります。
ベランダに洗濯物を干す
景観を壊してしまうのという理由です。水着とか干したいところですが、厳しいですね。
12歳以下の子供を単独行動させる
少しおつかいを頼んだり、留守番させるのも禁止です。関連で言うと、子供をしつけでも叩いてはダメ。警察沙汰になります。
ウミガメに触ったり、野鳥に餌をあげる
特別保護動物に指定されています。違反金が高額なので注意が必要です。
5位 シンガポールでやってはいけないこと
タバコやゴミのポイ捨てなど、とにかく罰金の多いシンガポール。代表的なものを紹介します。
公共交通機関で飲食禁止
500シンガポールドル(約39000円)の罰金です。
唾を吐く
1000シンガポールドル(約78000円)の罰金です。当たり前ですが、路上でオシッコをすると同じく罰金1000シンガポールドルです。
ガムを食べる
シンガポールでは、基本的に菓子ガムの製造が禁止されています。登録をした人だけが薬局で少し買えるだけ。
旅行者の持ち込みも禁止されてるので要注意。罰金も高額です。
日本人に人気の海外旅行先でやってはいけないこと 6位~10位
6位 フランスでやってはいけないこと
街をビーチサンダルで歩く
白い目で見られます。
飲食店でウェイターに注文を急かす
ゆったりとした雰囲気で食事を楽しむのがフランスの考え方。なので、従業員もセカセカしてません。
それに対してクレームを言うと白い目を向けられます。また飲食店では、入店して勝手に席に座るのはNG。案内されるまで待ちましょう。
レストランで一つの料理をシェアする
基本的に、人数分注文するのがマナーです。
個人情報をズカズカ聞く
特に初対面で、「仕事」「結婚」「子供がいる」などの質問はマナー違反です。
ガッツポーズをする
相手を侮辱するポーズに当たります。文化を知らない日本人がしても大して問題にならないと思いますけどね。
挨拶程度のフランス語も話せない
日本人で、海外旅行は全て英語ですまそうとする人がいます。
ただ、フランスでは最低限、ボンジュール(こんにちは)、メルシー(ありがとう)くらいは言えるようにしましょう。
挨拶するのは最低限のマナーになるので。どの国でも現地語で話すのは喜ばれますが、フランスの場合は少し厳しめです。
話し声が大きい
声が大きいのは非常に嫌われます。お店でどんちゃん騒ぎなんてもってのほかです。
7位 イギリスでやってはいけないこと
手の甲を相手に向けたピース
普通のピースを反対側に向けたものです。最近、若い人でもやってる人いますよね。イギリスでは”ファックユー”の意味、中指突き立ててるのと同じなので注意してください。
ゲップをする
どの国でもゲップは下品ですが、イギリス(ヨーロッパはどこでも)では、みんなこっち向くほど下品な行為です。
鼻をズズーとすする
これは他の国でも嫌がられますが。イギリスでは特に嫌がられます。レストランなんかでやったらシャレならないです。鼻をティッシュでかむのは大丈夫。
スコットランドなどを全て”イギリス”でまとめる
日本人からすると、スコットランドも同じイギリスでひとくくりにしがち。しかしイギリス人は全員イングリッシュと呼んでしまってはダメです。
スコットランド人は「スコティッシュ」。アイルランド人は「アイリッシュ」と自分のことを言うので、出身を尋ねる時も注意する必要があります。
8位 アメリカでやってはいけないこと
Sorryを連発する
日本人らしい言動ですが。アメリカですると、『なんて頼りない人だ」とネガティブな印象を受けます。すいませんは「Excuse me エクスキューズ ミー」と言いましょう。
”おいで、おいで”のジェスチャーをする
これは逆に「あっちいけ、シッシッ」という意味になります。誤解されると非常に危険です。
口をふさがないで咳,くしゃみをする
日本人でたまに、「ハックショ~ン」と、豪快に口もふさがないクシャミしてる人がいますが、海外ではすごく嫌われます。ばい菌をまき散らしてるイメージだとか。
アメリカ人からすると、口でふさぐのもNG。確かに、握手をする手にだ液がついたままですからね。なので、手の腕で口をふさぐような感じで、くしゃみしましょう。
9位 スペインでやってはいけないこと
サッカーファンに、好きなチームの悪口を言う
スペイン人全員ではないですが、だいたい自分のファンチームはいます。サッカー好きだからといって、チームの悪口を言うのはやめましょう。ケンカになります。
塩など調味料をお願いする
出された料理に、調味料をドバドバかけるのは失礼極まりないです。
おごると言われてるのに、拒否をつらぬく
あまり拒否ってしまうと、謙虚を通り越して「この人、私のこと嫌い?」と相手に不信感をもたれてしまいます。おごられたら、後でおごり返してあげるというのがマナーです。
10位 イタリアでやってはいけないこと
日本流のジェスチャーは危険がいっぱい
①何か聞かれて「知らない」時に、手を顔の前で振るのは、「あなたバカでしょ」と侮辱している
②人の前を通る時に「通ります」と手を縦にする動作は、ケンカを売るときの動作に似ている
レストランで食後にカプチーノを注文する
日本でなら食後に美味しいコーヒーと行きたいところですが、イタリアでカプチーノは朝食時に飲むもの。
飲む過ぎて酔っぱらう
大人なのに、みっともないという感じ。犯罪にもあう確率が増えるので注意。
ピザを、ナイフとフォークで食べる
これをすると”下品”とまではいかないけど、イタリア人からしたら気持ちの良い動作ではありません。素手で食べましょう。
どの国でも共通な最低限のマナーについて
各国の「絶対してはダメなこと」を紹介しましたが、”音をだして食べる”、”くしゃみする時に手を口にもっていかない”など、これらは、どの国でもすると嫌がられる行為です。
他にも以下のことは、国際的なマナーとして、しないように心がけましょう。
以上、”海外でこれはやってはいけない”を紹介しましたが、逆に一番良いマナーは、「挨拶をきちんとして、明るくふるまう」という基本的なことです。
そういう人には、自然と周りの人も助けてくれますよ。どの国でも共通ですね。
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