日本に住んでる外国人

【知るべき真実】日本は外国人にとって、すごく住みにくい国である理由

どもども。

最近、街で見かける外国人の数が増えたと思いませんか?

特に首都圏は外国人の数が多く、コンビニでは、店員のほとんどが外国人のお店も多いです。下記のように、母国語で求人をだしたりしています。

 

また、コンビニだけでなく、倉庫や工場作業においても外国人労働者は多いです。

 

このように、日本はもうすでに、外国人の力無しでは、成り立たない国になっています。

にも関わらず、下記のツイートのように日本の外国人に対する偏見は根強く、拒否反応を示す人が多いのが現状です。

例えば、こんなツイートがありました。

銀座四丁目の交差点。
100mほど歩いてやっと日本語が聞こえた。
かつて銀座は憧れの街でした。
もう行きたくない。
一年前はここまで酷くなかった。
じゃ、来年は?5年後は?10年後は?
日本が日本でなくなる。

 

また、コンビニ・飲食店では、働いてる外国人対して、

「接客態度がなっていない」

「日本語を上手く話せない奴を働かせるな!」

という苦情が入るため、わざわざこんな説明をするお店もでてきました。

確かに、日本で働く以上は、日本のマナーを身につける必要があります。

でも、「あまり日本の文化を身につけろ!」と押し付けてしまうと、どんな外国人も働けません。

もう少し、大きな目で見てあげる必要があると思うのです。

なぜそう考えるかというと、私は、前職で2年間ほど、日本に入国してきた外国人のお世話をする仕事をしました。

その時に、強く感じたのが、

「今の日本は、あまりにも外国人にとって住みづらすぎる」ということ。

 

私は、フィリピンで3年間、働きましたが、外国に滞在経験がある私から見ても、今の日本に住んでいる外国人の状況はひどいと感じてます。

ということで、この記事では、以下の3点を説明することで、”日本で住もうとしている外国人”への理解が深まればと考えています。

■ なぜ、外国人労働者がいないと日本は成り立たないのか?

■ どんな種類の在留外国人が、現状日本にいるのか?

■ 外国人にとって日本は、現状どれだけ住みづらいのか?

別に「外国人を特別扱いしてください」と言うつもりはありません。

行儀が悪かったり、犯罪をする外国人もいます。そんな外国人には、早く日本から離れてもらうべきです。

でも、そんな不良外国人を作っているのも、日本に責任の一端があるのです。そこも、少し説明しますね。

それでは、まずはこちらから。

 

なぜ、外国人労働者がいないと日本は成り立たないのか?

日本が抱える問題点

大きくは2つ問題があります。

① 少子化

2019年の出生数が87万人を下回り、1899年の統計開始から初めての90万人割れでした。

このままでいくと、世界的に見ても人口減少率はダントツに高く、2050年までに、約1900万人の人工が少なくなると予想されています。

 

② 高齢化による介護ヘルパーの不足

今後、人口の約3割が65歳以上になります。2030年には、3人に一人が高齢者ということ。

そして、その高齢者の世話をする介護士の数が現状、圧倒的に足りていません。予測では、2035年頃には、約80万人近い介護士不足が発生する見込みです。

と、上記の2つの問題は、すぐに解決できる問題ではありません。そこで、日本政府として目をつけたのが、外国人でした。

 

日本政府が考えた解決策とは?

みなさんは、今、日本に外国人労働者が何人いるか知っていますか?

毎年、過去最高を記録していて、2020年には約165万人の外国人労働者が働いています。

2008年には約48万人だったので、10年前と比べると3.5倍位増えています。

これだけ増えりゃ、そら街中で外国人を見る機会も増えますよね。今後、まだまだこの数は増加する見込みです。

そして、外国人労働者に期待されている職業というと、介護や農業、または工場内作業など、現在、人員が不足している職業ばかり。

なので、前述の遠り、日本はもう外国人労働者無しでは、成り立たないのです。

 

どんな種類の在留外国人が日本にいるのか?

以下が、令和元年(2019年)に発表された、日本に在留(長期滞在)している外国人の内訳です。

永住者 約 110万人
技能実習 約 36万人
留学 約 33万人
就労ビザ 約 25万人

この中で、毎年、増えているのが、技能実習、留学、就労ビザ。

そして、今、社会問題になってるのが、技能実習と留学です。

できるだけ簡単にどういうものか説明します。

 

技能実習

技能実習制度とは、主に新興国の若者が労働を通して日本の高い技術を習得して、母国に返り、その技術を国の発展に役立てるための制度のこと。

”日本の品質管理、サービスなどを実体験として学べるので、技能実習生やその母国にメリットがある”とされています。

と聞こえは良いですが、実際は、単純に日本の労働力にされているだけではないか?と言われています。

ニュースでよく見るのは悪いものばかり。

  • 長時間労働
  • 最低を下回る低賃金
  • 劣悪な労働環境

などなど。

最近では国際的にも、日本の技能実習制度の批判は強くなっています。

実際に元技能実習生に会ったことがありますが、母国に帰っても全く関係の無い仕事をしてました。ただ、その人の場合、労働環境自体は良かったみたいで、また日本に行きたいと言ってましたが。

 

留学

日本語学校に入学し、日本の文化や日本語を学ぶ。

日本に来る外国人は以下の2パターンに別れます。

① 日本のことがすごく好きだから留学に来る

→こんな学生は、ごく少数。
 <国籍>:欧米・中国・韓国の方で、基本的にお金に困っていない。

② 国で仕事が無く、お金に困って、働くために留学に来る。

 →外国人留学生のほとんどがこれ。多額の借金をして来日する。
 <国籍> :ベトナム、フィリピン、ネパール、ウズベキスタン、スリランカなど

 

特に、2008年に日本政府が「留学生30万人計画」を発表してからは、②の働くために来たベトナム人留学生が増えて、現在では、約27万人もいます。

そして、日本政府が勧めてきた、外国人留学生増加計画には、以下のような問題があります。

  • 人気の無い専門学校や大学が受け皿になっている
  • アルバイトをしすぎて、強制帰国になる
  • 日本語学校の授業料が年間100万円と高いため借金をせざるえない。最終的にお金が払えず、失踪する

借金をして、日本語も上手くならず、たいしたスキルも身につけれない。

結果的に、失踪して不法滞在、もしくは帰国と悲惨な状態になっている学生が多いです。

 

世界から非難を浴びる日本の外国人への対応

技能実習の問題は、イギリスのBBCニュースで、”外国人を搾取している”と特集されたほど。国際的に非難を浴びています。ぜひ、こちらを見てください。

 

こちらは、留学生の問題を書いた記事です。最初に見た時は、「日本は外国人に対してこんなひどいことをしてるのか?」と絶句しました。ひどいという言葉しかでてきません。

 

さらに日本政府は、2019年度より「特定技能」という新しい制度を作り、工場やレストランなど単純作業をするだけの就労ビザを新しく作りました。5年後には、特定技能ビザで、約35万人の外国人労働者を作ることを目的としています。

このように、日本政府が外国人労働者を増やそうとする流れの中で、国際社会から非難されないためにも、日本と外国人がWin-Winの関係になれる制度の改正が必要です。

 

外国人にとって日本は、現状どれだけ住みづらいのか?

日本に観光で来てる外国人から、そんなに不満は聞いたことはありません。「食事が美味しい」、「人が親切」と言う観光客がほとんど。

それが、日本に住むとなると、とたんに厳しい現実がどっと押し寄せてきます。

前述したとおり、留学生や技能実習生は、借金をして日本に来ているので、お金に余裕がありません。

そんな外国人が日本に住みづらい理由を、7つ説明します。

 

① 賃貸アパートの契約がほとんどできない

大きい問題点は二つ

● 契約に、日本人の保証人が必要→すぐ見つけれるわけがない

● 契約できる賃貸物件が少なすぎる、あっても、交通の便が古く、築年数が古いなど条件が悪い。

外国人が住める安いアパートはなかなか見つけれません。

理由は、単純にそこに住んでる住人から嫌がられ、大家さんがOKしないからです。

大家さんの気持ちもわかります。いろんな国の人に対して、居住のルールなんて説明できないですから。

なので、国、企業、学校などのサポートが必要なのです。

サポートしてるところもありますが、その内容が、

  • 高額な金額を請求
  • 汚く不便なところを紹介
  • 十分な賃貸料金を払ってるにも関わらず、6帖に二人で住めなど

など、信じられないようなニュースも多いです。

 

② 携帯電話の契約が難しすぎる

大きい問題点は以下の二つ。

■ 大手だと2年縛りや、契約内容が複雑すぎる

■ 契約の際にクレジットカードが必要になる場合が多い

そして、ひどいものになると、「簡単に契約ができる」と言って、通常より多額の請求をする悪魔みたいな業者もいます。

これもサポートが必要。もっとわかりやく、簡単に手続きができるようにするべき。

他の国ができてるのに、日本ではできていないのが現状です。また、そもそも通信費が高すぎます。

 

③  税金が免除・減免されるのに、何も案内しない

外国人でも、長期滞在者は、日本人と全く同じように税金の支払い義務があります。

ただ、学生や前年の所得が無い場合は、以下の税金が免除になります。

■ 年金(免除)

■ 国民健康保険(前年の所得が無ければ減免可)

留学生が日本に来た時に、まず最初にすることは、市役所に行き、マイナンバーの手続きや住所登録です。

この際に、市役所の方が、外国人に、”減免や免除ができることを教えた”と、聞いたことがありません。

そして、当たり前のように、請求書を送付してきます。

年金をもらうまで、日本に滞在する外国人がどれくらいいるでしょうか?来日したばかりの外国人に、前年の所得があるはずがありません。

年金は後でも免除できるにしても、

何も知らないで請求書を受け取った留学生は、間違えて払ってしまうかもしれません。

国の姿勢が「税金は取れるだけとろう」ということなんでしょう。

受け入れる日本語学校が、サポートをするべきですが、間違いなく、全ての日本語学校はしていません。

 

④  NHKの受信料の支払いを迫る

来日したばかりの外国人は、テレビが家にない場合が多いです。

最近では日本人でも持ってない人が多いはず。

テレビをもっていないにも関わらず、NHKの受信料を払わされた外国人を何人か知っています。

 

⑤ 人生を左右する、日本語能力試験(JLPT)が年に2回しかない

日本語能力試験(JLPT)は、日本でいうTOEIC、IELTSみたいなもの。

N5からN1まであり、基本的に日本で就職をする際に、N2以上のレベルを求められます(漢字が読めるレベル)。

これが、年2回しか受けれません。

英語能力試験は、ほぼ毎月〜2ヶ月に1回は受けれるのに。

しかも、テストの結果が出るのが2ヶ月もかかります。

もし合格しないと帰国しなくてはいえkない、人生を左右する大事な試験です。

なぜ、もっとチャンスを上げないのか意味がわかりません。

しかも、今年のコロナ騒動では、7月のJLPTが中止になってます。

 

⑥ 日本に滞在して、必要な情報収集が難しい

たくさんの国の方が、留学や仕事で来てるのに、基本的に案内文は、日本語か中国語か英語しか無い場合が多いです。

最近では、ウズベキスタンの留学生も増えています。基本、彼らは英語は得意ではありません。絶対に情報収集に苦労しているはずです。

ベトナム人も同じくです(ただ在日ベトナム人が多いので、情報共有できてそうですが)

しかも、日本のWEBサイトは、すごく見にくくわかりにくい。一度、入国管理局のWEBサイトを見てください。とても、欲しい情報がすぐ見つかるようなものではありません。

もう少し、多言語化してるWEBサイトを作るべきです。自然災害などの緊急自体の際も多い国なので。

「日本にいて、日本語を読めない方が悪い」という意見もあると思います。

基本的に留学生や、技能実習生のビザをとるためには、150時間以上の日本語学習時間か、N5(日本語能力試験)に合格していないといけません。

でも、150時間の勉強だけでは、漢字を読めるようにはなりません。

それに、入国時に「こんにちわ」しか言えないような外国人が多いのも現状です。

 

⑦ 留学生は、28時間以上のアルバイトをすると帰国命令がでる

留学生がアルバイトをする場合、1週間で28時間までと決まってます。

以前は超過しても、そこまで厳しくなかったのに、最近では、違反するとビザ更新時に帰国指示がでることが増えました。

正直、28時間のアルバイトだけで、生活費と学費を稼ぐことはできません。とはいえ、アルバイトばかりしてて、授業中に寝る生徒が多いのも問題です。

正直、この問題はいろいろと複雑すぎて、話すと長くなるので、できるだけ簡単にいうと、以下の点で、日本の留学システムは機能していません。

 

そもそも、学費を支払える能力のない学生が来日している

 本来であれば、留学生は学費で困らないために、両親などのスポンサー(保証人)が学費を支払うことになっています。

しかし、日本の学校の授業料を支払えるスポンサーなんて、まずいません。だから、学生はアルバイトをしようとするのです。

 

入国管理局のチェック能力が不足している

入国管理局も、スポンサーの財政状況をチェックした上で学生ビザをだしていますが、そのチェックが甘い。

簡単に学生ビザをだしすぎなのです。

もちろん、そもそも違反する留学生が悪いのです。でも、入国管理局も一度チェックして、入国させたのなら、その決定に責任を持つべきです。

簡単に外国人を帰国させればいいという安易な判断をするべきではありません。

帰国した学生に残るのは借金だけ。悲惨すぎます。

 

さいごに

いかに、外国人にとって日本が住みづらい国か、わかって頂けたでしょうか?

外国で生活するのは大変なのは当たり前。考えが甘いのではないか?

全く、そのとおりです。

来日する外国人も、”日本の良いイメージだけ”を都合よくもって準備が圧倒的に不足しています。

でも、もし、こんなことを現地のエージェントや、日本語学校や企業から言われていたらどうでしょう?

「日本に来たら、アルバイトいっぱいできて稼げるからお金の心配はする必要ない」

「私達が、困ったら面倒見てあげるから心配しないで」

「日本に来たら就職もすぐできる。親孝行できるぞ」

こんな嘘を平気でつく人が、残念ながら、たくさんいるのが現状です。

こんなことで、win win の関係性を築けるでしょうか?

一番、最初にも触れた通り、これから外国人労働者の助けが必要です。

そのためにも、

”今後の日本の発展のキーポイントは、外国人とうまく共存していくこと”

が大事なります。

 

じゃ、自分たちに何ができるか?というと、急に国の政策を変えたりはできません。

ただ、”日本で頑張って住んでいる外国人を理解してあげる”だけでも良いかなと。

例えば、以下のようなこと。

■ コンビニのレジで働いてる外国人に「ありがとう」の一言を言ってあげる。

■ 一緒に働いてる外国人に対して、ゆっくりと日本の文化に慣れてもらえるように接する

これだけでも、喜ばれますよ。

自分が留学した時は、周りの外国人に本当に助けてもらいました。多くの日本人が、世界中で、優しく接してもらえてます。

それは、今までの”貯金”のおかげですよね。今、その貯金がどんどん無くなってます。

日本人は基本的に優しく、そして日本は何より治安が良い。これは、他国にない素晴らしいメリット。

そこを活かせば、win-winの関係が築けるはず。

まずは理解することから、始めましょう。

でわでわ