30代は海外就職・転職がしやすい5つの理由【働く場所は日本だけじゃない】
どもども。
「英語がペラペラじゃないと海外で働けない」
皆さん、そう思っていませんか?
自分もそうやって、若い頃は海外で働きたい気持ちを勝手に諦めてました。
でも、そんなことはありません。
極端に言うと、全く話せなくても働けます。(コールセンターなど)
ただ、英語を話せる方が、より充実した海外生活を送れるのは間違いありません。
でも、大人になってから英語を話せるようになんかならないよ!
私は35歳から英語ゼロレベルで留学。日常会話が話せるようになり、そして3年間、フィリピンで海外勤務しました。
今でもペラペラではないですし、発音も大阪弁英語ですが、英語環境の仕事場で働くのに問題ありません。
英語もそうだけど、海外で働くのに30過ぎてからじゃ遅いでしょ?
これは海外で就職活動してわかりましたが、実は”20代より30代方が、海外転職しやすい”という実情があります。
など上記の実体験をベースに、この記事では以下を説明します。
■ 大人になって英語ゼロからでも、海外で働ける
■ 海外就職は日本人が思っているより難しくない、むしろ就職しやすい!
嘘ではないので、ぜひ最後まで読んでください。
この記事の対象者は以下のような方です。
- 昔から海外で働きたいと思っていた
- 日本の会社で働くことに嫌気を感じている
- 一からキャリアをやり直したい
それでは、まずアラフォーの自分が、”海外で働くようになった経緯”から説明します。
なぜ、35歳から海外就職できたのか?
こちらはフィリピンで就職活動をしてた時の写真。南国でスーツ姿が浮いてます(笑)
私は35歳まで日本の大手流通業で働いてました。そして「これ以上ここにいても、会社に使われるだけで、世間で通用するスキルが身につかない。それなのにいる意味があるのか?」と考え退社。
その後フィリピンに半年間、英語留学しました。
留学した理由は、一つの会社でしか働いていない自分に自信がなく、せめて英語が話せるようになれればと思ったからです。
そして留学中に、”英語がペラペラでなくても海外で働ける”ことがわかり、海外就職を目指しました。
その後、東南アジア各国で就職活動を開始。
就職活動をした国は、
- フィリピン
- シンガポール
- ベトナム
- インドネシア
合計8つの会社を受けましたが、落ちたのは、調子にのって応募した有名日系商社1社だけ。
それ以外は、日本の一部上場メーカーの海外支社からも内定をGET。
自分の職歴やスキルを考えたときに、まったく未経験の業種で、これだけ内定をもらえるとは想像以上の結果でした。
ただ、全て”現地採用”というかたちでの雇用契約。
この現地採用でなければ、35歳の海外未経験という条件で、内定はもらえませんでした。
海外就職には、現地採用と海外駐在と二つの働く形態があります。
次は、この違いを説明します。
海外就職の現地採用と駐在員の違いとは?
驚くほど待遇面での差があります。
海外駐在とは?
海外駐在とは、以下のような条件で働くかたちです。
- 日本の企業に雇用され、一定期間、海外に派遣される状態のこと
- 給与など待遇面は日本の水準がベースで、さらに海外赴任手当などが付き、高給が見込める
- 赴任国・期間は会社が決めるので、個人の希望が通るのは難しい。任期は3年〜8年位。これも会社次第。
海外で働いている人で、"プール付きの豪邸で、通勤は運転手付き”などのすごい待遇は、海外駐在員のことです。
駐在員になれるのは、以下のような人です。
- 社内のエリート
- 就職時に海外駐在の話がされている
「なりたい!!」と思っても簡単にはなれません。
現地採用とは?
現地採用は待遇面は、駐在員より劣っているものの、以下のようなメリットがあります。
- 自分で働きたい国を選べる
- 未経験でも海外で働けるチャンスをもらえる
- 新卒より、社会人経験を持っている方が好まれる
自分には、この3番目のメリットが大きかったです。
それでは、なぜ社会人経験あるほうが海外就職しやすいのか?を説明します。
社会人経験アリの人が海外就職しやすい5つの理由
2~3年でも良いので、社会人経験があると有利です。
海外で働きたい人が少ない
”若者の海外離れ”が進んでると言われてます。これは逆に、海外就職したい人にはチャンス。
よく覚えているのは、フィリピンの面接で人事の方から「やっとまともなのがきた」と言われたこと。自分は、ただ、”日本で面接をするのと同じ姿勢”で受けただけなのに。
当たり前のことをしただけで評価されました。「競争率が低いと、楽だな〜」と感じたのを記憶してます。
最低限必要とされる英語レベルは,日常会話ができるレベル.
もちろん英語が上手であるほど、就職には有利です。ただ別にペラペラである必要はありません。
こちらの記事にその理由を書いています。「英語ができないから、海外就職はできない」って考えている方は、ぜひこちらを読んでください。
【30代でも遅くない】海外就職・転職に必要な英語力を身につける方法とは?
未経験業種でも採用される確率が日本より高い
日本だと30歳を過ぎて、未経験業種に転職するのは難しいと言われてます。
海外の求人でも同じく、応募条件に
- 営業経験3年以上
- 過去に2年以上業界経験必要
などと書かれてるのが多いのも事実。
でも海外だと、未経験者でも採用されるケースがたくさんあります。海外の人材紹介会社の方も「ポテンシャル採用のケースも多いですよ」と言ってました。要するに経験がなくても、人材によっては採用するということ。
自分は「前職と同じ業界では、もう働きたくない」と考えてたので、35歳でもポテンシャル採用してもらえたのは本当に嬉しかったです。
もちろん経験者だと、採用率が高いのは言うまでもありません。
日本でのビジネス経験(社会人経験)が重宝される。
日本企業の海外支社が欲しい人材は、”日本の社会人経験のある人”です。
最近では、日本語を話せる外国人ってたくさんいます。でも、日本のビジネスマナーや企業習慣を知っている外国人って、まだまだ少ない。
この、”日本の企業習慣”がポイントです。「それがわかる日本人に海外支社にいてほしい」と日本企業は考えてます。やはり、日本の働き方って世界的に見ると独特ですからね、良い意味でも、悪い意味でも。
なので逆に海外では、社会人経験が全くない日本の新卒は重宝されません。
年齢が高齢でも、そんなに不利にならない
日本では35才転職限界説がありますが、海外ではありません。前述した通り、社会人経験ある方が有利です、
なので、海外で働きたい新卒の人は、最低1〜2年はあえて日本で働く経験を積むのもオススメです。
認められれば海外駐在になるチャンスもある!
現地採用の不満で多いのが、”どれだけ頑張っても、待遇が駐在員の方が良いのが納得できない”というもの。
これがストレスになって辞める人が多いです。
基本的に、現地採用から駐在員にはなれません。ただ私の友人で現地採用から、海外駐在になった人がいました。
理由は、駐在員のようにコロコロ変わるより、現地で長く働いてくれる人材の方が良いということや、今までの実績が認めらたからでした。
「この人に辞めてもらっては困る」と会社から頼られる存在になれば、駐在員になれるチャンスがあるわけです。
海外就職(現地採用)をオススメしないケースとは?
良いことばかり書きましたが、現地採用で働くのは以下のリスクもあります。
- 日本で働くよりクビになりやすい
- 給料が安い
- 日本の家族とほとんど会えなくなる
- 環境の違いでストレスがたまる
なので、こんな人は海外就職にはオススメしません。
海外生活に自身が適合できるか?を確認するためには、長期の留学やワーホリを経験するのがオススメです。
海外で働くには、まずは英語力
とりあえず英語を話せることが、海外で働く一番の近道。でも、それは日常会話レベル。要するに、”英語を話すことに対して、苦手意識を持っていない”のが重要です。
そのためには、英語を話すことに慣れないといけません。
そこでオススメなのが、オンライン英会話です。この記事では、初心者や社会人におすすめのオンライン英会話についてまとめてます。
初心者にオススメのオンライン英会話4選!元語学学校スタッフが比較した
さいごに
最近は、日本の大手企業でもリストラになるケースがあり、何も保証がない時代。
そんな時代だからこそ、この記事を通じて皆さんに知ってもらいたいのが、
”日本だけが働く場所ではない”ということ。
日本で息苦しく働いている人も、海外の方が働きやすく、評価もされるというケースがあります。
日本でリストラされたり、転職活動をしてもなかなか採用されなくて自信を失っている人は、一度、海外就職を考えてみてはどうでしょうか?
もしかしたら、人生を変える大きなチャンスになるかもしれません!
他にも海外就職のオススメ記事があるので、チェックしてみてください。
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