雲南省 おすすめ観光地!麗江→束川→白沙村で昔の中国にタイムスリップ

どもども
2018年に約8日間、中国の雲南省を旅しました!駆け足で、できるだけ多くの場所に行ったルートがこちら。
昆明 コンメイ(1泊)
→大理 ダイリ(1泊)
→麗江 レイコウ(1泊)
→束河古墳・百沙村 ソクカワ・ビャクサ(1泊)
→香格里拉 シャングリラ(2泊)
→大理(1泊)
→昆明
初めての中国だったので不安だらけでしたが、結果的に最高の旅になりました!この雲南省の旅の記録を4回に分けて、これから旅する方に役立つ情報をシェアします!
それでは、前回の大理の続きから!
3日目 大理からバスで麗江(リージャン)へ
麗江行きのバスがでてるのが、大理北バスターミナル(大理汽車客運北站 ダーリーチーチュー クーユンベイジャン)。
自分は、大理古城の南門近くでタクシーを拾って行きました。
麗江行きのバスは、朝の8:00から18:00位まで、30分から1時間おきにあります。
値段は、56元(約930円)。チケットを買う際は、窓口で「リージャン」と言うとOK。約3時間の道のりです。
到着するのは、麗江バスターミナル 。
中国語読みは麗江客運站(リージャン クーユンジャン)です。
ナシ族の古都 麗江の魅力とは?
麗江は古くから、チベットと雲南省を結ぶ交易地として栄えた場所。
少数民族ナシ族の都としても栄えて、その独自の宗教(チベット仏教と関連がある)と文化で、1997年に世界文化遺産に登録されました。
有名映画のロケ地にも選ばれ、今や中国を代表する観光地です。ただ逆に「観光地化が進みすぎて面白くない」という声もあります。
麗江の見どころは、大きく分けて二つ。
- 麗江を見渡せる、古城エリア
- 古い町並みが残る、郊外の少数民族の村(束河古墳など)
ネット情報では、この少数民族の村がめちゃ良いとのこと。両方とも行くために、二日間滞在しました。
麗江古城に行く
麗江バスターミナルから徒歩15分位。
ガイドブックにあった通り、古城内は確かに土産物屋ばかりで観光客も多い。
麗江の街を見渡せる「獅子山公園」に行くため、看板の案内どおりにひたすら階段を上がって行きました。
目指すは、獅子山公園内にある「万古楼」という古城内で最も高い場所。行くのにめちゃ疲れましたが、その分、そこからの街の景色は最高でした!
こんな風鈴の飾りもあったり。インスタ映えしますよ。
また、階段を上りきると、カフェがいくつかあり、下の写真のように最高の景色が楽しめます!これだけ景色の良い場所で飲んだコーヒーは美味しすぎました。休憩のためにもぜひ、立ち寄ってくださいね。
麗江古城から徒歩で行ける 黒龍潭景区
麗江古城から北に1kmの場所にある観光名所、黒龍潭景区(こくりゅうたんけいく)。
中国語読みは、ヘイロンタンジンチュー。
明の時代に建てられた五鳳楼や、その周りの庭園などが見ものです。
確かに、こんなキレイな写真がとれました。
景色が良いと、ここから玉龍雪山という4,500m級の山も見れます。
キレイでしたが、そこまでオススメではないかな?
時間に余裕がある人はどうぞ。
麗江 初日の宿 ママナシ ゲストハウス
この宿を選んだ理由は下記の通り。
- スタッフが優しい
- 麗江バスターミナルから徒歩8分位の場所
- ドミトリーが安い 34元(6人1部屋 約595円)
- 事前予約でナシ族のディナーが25元(約400円)で食べ放題
とネットでの評判が良かったので、こちらに泊まりました。
宿のママも評判通りに優しく、ドミトリーも広めで問題なし!ただ一つ難点がWIFIが弱かった、それ以外は完璧でしたね。
①google map上でのママナシゲストハウスの場所
②麗江古城内でのホテルは避けよう
城内は、雰囲気が良さそうなホテルがたくさんあります。ただ歩くのには、石畳が多くて、段差も大きい。スーツケースを持って城内に入るはかなりキツイです。
麗江二日目 束河古墳と白沙村に行く
麗江に来たなら絶対行ってほしいのがこちらです!
束河古墳と白沙村。
束河古墳を選んだ理由は以下の通り。
● ネットで「風情のある古い町並みを、のんびり歩きたいなら束河古墳がオススメ!」と紹介されていた
● 世界遺産に登録されている
これは行くしかないですよね。束河古墳の中国語読みは、「シューフー グーフェン」です。
束河古墳の行き方
束河古墳は、麗江古城から北に約4km。さすがに徒歩ではきついので、路線バスで行く方が安く、わかりやすいです。(運賃1.2元 約20円)。
バスに乗る場所は、以下の2つです。
①麗江バスターミナル前 11番のバス
②七星街 6番のバス(麗江古城から近い)
両方とも、降りるのは「束川路口」の停留場です。
バスはこんな感じ。
大きいお金はくずせないので、小銭を用意しておきましょう。
バスを降りると周りには道路があるだけで、特に何もないので不安になりましたが、200mほど歩き、束河古墳に到着しました。
歩く方向だけ間違わないよう、Google mapで束河古墳の場所を事前に登録しておきましょう。
束河古墳の魅力
到着すると、さっそく民族衣装を着たおばあちゃんが踊っていました。この時点で良い雰囲気です
町並みも、麗江古城よりも落ち着いた雰囲気でゆっくり歩けます。
街のところどころに池があり、それがさらに風情を増してます。
犬もその辺を走り回ってます。どの犬も、ひとなつっこい。
夜はライトアップされて、さらに幻想的な雰囲気になります。暗い道も多いけど、まったく危険な雰囲気はしませんでした。
ここも、どんどん観光地化が進んでるので、いつまでこの感じが維持できるのかな?って感じです。
とにかく、いごこちが最高の場所なので、麗江に来た際には束河で宿泊するのをオススメします!
束河古墳ではどこに宿泊するのか?
ホテル予約サイトでは、値段の高いホテルが多いです。その中でホテル予約サイト booking.comが比較的、安いホテルを紹介しているのでオススメ。
自分の場合は、2000円位のゲストハウスで宿泊しました。今は廃業したみたいですが。WIfiもばっちりで、キレイでした。
よりローカル感を楽しみたいなら白沙古墳へ
前述したとおり束河古墳ですら、どんどん観光地化されています。
しかし、よくネットで調べてみると、”昔の少数民族の暮らしが見える村”があるのがわかりました。しかも、そんなに束河から遠くない!ということで、実際に行ったらこれが、麗江で一番良い場所でした!
そんな白沙古墳を紹介します。中国語の読み方は、「バイシャー グーフェン」。
白沙古墳への行き方
場所は、束河古墳から北に2kmの場所。「2kmなら歩ける!」と、徒歩で行くことに。
バスでの行き方
束河古墳に来る時に乗った6番のバス。
終点の「白沙壁画」で降ります。
歩いて束河古墳を抜けると、すごいパノラマの景色になりました!こんな感じ。
ここ歩いてる時は、めちゃ気持ちよかったですね!ただ、ほとんど人歩いてないので、女性一人ではススメでないです。
20分位歩いてたら、白沙古墳の門が見えてきます。
もうすぐかな?と思いきや、さらに20分位歩きました。そして、やっと到着。良い感じの雰囲気です!
束河古墳よりもさらに人が少なく、普通の中国の村を見ることができました。
周りに高い建物がなく、大きい空の下で歴史ある街を歩いてると、タイムスリップしたような気持ちになります。
楽器を弾いてる人たち。
時代劇のセットみたいですよね笑
でも、多少は観光地化されていて、おしゃれなカフェもあったり。
美味しいカフェラテをいただきました。
この白沙古墳にも、ホテルの看板がいくつかあったので、宿泊できるみたいです。
ここは、麗江まで来たら、絶対オススメの場所です。なかなかこんな景色は見れないので。
帰りは、白沙古墳の前にバス停があり、それで束河村に帰ることができます。
こちらは、日本人が撮影した束河古墳と白沙古墳のショートムービーです。動画で見ても当然キレイですね。
つぎの目的地は、香格里拉(シャングリラ)!
以上、大理と麗江の旅の記録でした!
そして、次は最終目的の香格里拉(シャングリラ)です。麗江まで来る人は、香格里拉(シャングリラ)も行く人が多いです。
ただ、香格里拉(シャングリラ)があるのは、標高3,300mとかなり高い場所。(麗江は、約2.000m)
そこで、麗江で絶対に買って欲しいのが、高山病対策のための酸素缶!売店で安く売ってます。酸素缶には、かなり助けられました!そのあたりの詳しい内容は次回の記事で。
こちらは、前回までの雲南省の旅行記です。ぜひチェックしてください!
こちらの「中国旅行で使えるフレーズ まとめ」もオススメ。
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でわでわ。