インドでプログラミングIT留学!日本人経営学校MISAOのレッスンとは?

どもども。
2017年7月23日にフィリピンの語学学校を退職し、先週から、インドへIT留学に来ています!!
これで、35歳から始めた留学は6ヶ国の10回目。首都ニューデリーの、グルガオンにあるMISAOという学校に来ました!!
こちらが外観。

まずは、このMISAOから紹介します!
2022年2月現在、MISAO(学校)の営業は確認できません。ただ、こちらの記事でインド留学の雰囲気はわかると思います。
インドでプログラミング留学!日本人経営学校、MISAOとは?
2012年にオープン。 これまでの卒業生は1000名以上と歴史のある学校。MISAOでは、主に英語、プログラミング学習ができます。
またそれ以外に,
- インド現地企業へのインターン紹介
- インド人への日本語クラス
- ヨガ留学
も提供していたりと、”現地と太いパイプ”をもっている学校です。オーナーが日本人というのも、留学初心者には安心材料ですよね。
※私がいた2017年は、首都ニューデリーのグルガオンだけでした。現在は拡張して"インドのITパーク”であるバンガロールにも拠点があります。
コースによって留学場所が違い、IT留学はバンガロールで、スパイスアップアカデミーという日系の会社が営業しています。
MISAOの特徴
プログラミングだけでない、ここならではの特徴があります。
日本人スタッフが常にいる、インドでは珍しい学校
英語を話せなくても、日本語でいつもで問い合わせできる。
がっつりITが学べる
ITコースは、3つのコースがあります。
1、基礎プログラミング(1ヶ月 HTML , CSS ,JavaScript, wordpres )
2、Webサービス開発(3ヶ月 HTML , CSS, PHP, mySQLなど )
3、ANDROID開発(3ヶ月 Android向けアプリ Javaなど )
定期的にスキルアップセミナーがある
( SEO対策, Googleドライブの使い方など、多岐に渡る。)
自分が受けているのは、"Webサービス開発コース"。 レッスンの風景はこんな感じ。

インド人の先生と、数人の受講生と一緒に頑張っています!
MISAOを選んだ理由
ITスキル不足がコンプレックスだったから
前職で会社のホームページの変更もできず、上司に負担をかけたのがトラウマでした。プログラミング学習は通信レッスンなどトライしたけど、いつも途中で挫折。 なので、自分でサイトをカスタマイズできるようにするのが目標でした。
そこで選んだのがIT大国インド。カースト制度にもふれないプログラミング関連の職種は、インドでは高収入の仕事として大人気です。
"英語で学ぶ"という経験ができる
今まで英会話の勉強をしてきて、次は"英語で何かを身につける"という経験がしたかったからです。そうすることによって、仕事に使えるより"実践的な英語力”が身につくと思いました。
"インド人"をより詳しく知れる
今後も海外で働きたいと思っており、そうなるとインド人ワーカーと一緒に働く可能性が高くなります(どの国でもインド人はいる)。個性的なインド人の特徴を知り、共存できるスキルを身に付けれました。
インドは思い入れのある国
すごく個人的な理由ですが、インドは20年前に初めて海外旅行で行った国。その時は、英語も話せず、ズタズタで日本に帰りました。
なので『次は、もっとスムーズに旅行する!』と翌年もインド旅行に行きました。そして、これが海外に興味を持つキッカケになりました。
このような理由から、『39歳になっても留学をしよう!』と決めたのです。
MISAOのWEBサービス開発コースとは?
私が受講しているコースはWEBサービス開発コース。 期間は3ヶ月。
このコースの最終目標は、ECサイト(通販サイト)を自力で作れるようになる"です。これを作れるようになるために、HTML, CSS, JQuery , MySQL, 主にPHPを学習します。
それでは、詳しくレッスンの雰囲気をお伝えします。
MISAOのプログラミングレッスンの雰囲気
【1日のレッスン時間】
3時間のグループレッスンと、3時間の自習時間があります。
グループレッスン
グループといっても、多くても2名でのレッスン。レッスンが理解できなくて、取り残される心配はありません。学校の生徒数が少ない時は、マンツーマンで受けれました。
自習
自習時間でも、先生への質問は可能。前日の復習をしたり宿題をするのにぴったりです。強制自習ではないので、退出も可能。※宿題の量は多い!
そして、注目すべきは、ITクラスには仕切りの壁がないところ。

先生から、『わからない時は、先生だけでなく、周りの生徒にも聞きなさい』と言われました。
確かに仕切りがないと、質問もしやすい。周りが学習している姿を見れるのは、良い刺激になります。
MISAOの先生
先生はもちろんインド人。なまり(インド人独自の英語の発音)を心配してましたが、確かに、なまりはありますね笑
でもレッスンでは、難しい単語をそんなに使わないです。先生もゆっくり話してくれるので理解しやすい。
こちらが、担任のLag(ラジ)先生。

宿題をやってこないとかなり怒ります(笑)。当たり前ですけどね。
英語でのレッスン
一番の心配が、”英語でのレッスン”でした。
『プログラミングなんて、日本語で勉強してもわからないのに、英語だと余計にわからないぞ』と。
MISAOの先生はシンプルな英語で話してくれるので理解しやすいです。あとは、どれだけ的確に自分の不明点を聞けてるのかがポイント!
どれくらいの英語レベルでレッスンが受講できるのか?
学校のホームページでは、”TOIEC730点以上が ITレッスンの受講資格”になっています。実際にレッスンを受けた感じでは、500点位あれば問題ないでしょう。
先生は言葉だけでなく、パソコンの画面と一緒に説明してくれるので。ただ、英語が全くダメな人は、厳しいですね。
その場合は、まずMISAOの英語のレッスンを1〜2ヶ月受けましょう。その後でITコースに移れば、英語で苦しまないです。実際に、英語コースからITコースを受けている人を何名か見ました。
留学に対する英語の準備に関しては、こちらの記事を参考にしてください。
英会話レッスン中に絶対使うフレーズ・単語!留学前にこれだけは覚えよう!
MISAOのレッスンの流れ
【はじめの2週間は、HTMLとCSSがメイン】
JQueryをほんの少しだけやりました。
実は以前、セブでIT留学らしきもの?をしてた時に、HTMLとCSSを少し勉強したので、最初は問題なくレッスンについていけました
レッスンの流れは、
- 先生が教える
- 教わった内容の問題をとく
- 解答確認
という形で進んでいきます
レッスンの印象
● とにかく実践的
レッスンと宿題で、コードが体に染み込むまで問題をする。
● 先生の説明自体はざっくりしている。
事前の予習はしておいた方が良い。
●宿題の量が多い。
”宿題”と”予習”と”復習”。この3つのバランスが上手にできるかが鍵。
レッスン2週間を終了しての成果
動きの無い簡単なWebサイトの外観なら作れるようになりました。
例えば、”フェイスブックのログイン画面を作る”とか。(見た目だけ)こんな課題を何回もこなしていくと、次第に出来上がりも早くなってきました。
やっぱり一人で勉強するのは、実践的でないと実感。先生にチェックしてもらえないですし。『学校で勉強した方が効果がある!』と実感してます。
ということで、2週間でHTML, CSSを終了できました。JQueryも少しできたので、前に行ってた学校のITコースと比べても進捗が早いです。
インドIT留学 4週目の学習内容
この辺りから、プログラミング学習の難しさで苦しむことになってきました。
Jqueryを少し学習
同じコースを受けてた先輩から、『Jqueryから、いよいよ『プログラミング』に突入ですよーーー』と聞いてました。
これを1週間くらい勉強しました。ほんと、雰囲気を感じる程度しかしてません。Jqueryをきちんと復習もしないまま終わってしまった事が、今後の悲劇に繋がります。
遂にPHP開始!!
4週目からは、いよいよコースのメインであるPHPがスタート。
PHPに関しては、ゆっくりと文法を覚えていきました。
ただ、遂に問題が発生、、、
わからない!!先生から出された問題が解けない!!4週目にして初めて壁にぶつかりました。明らかに、困難度合いがHTMLやCSSとは質が違います!
ちなみに、出題された問題はこれ。これをfor文を使って画面に表示するだけ。

地味な事をしているようですが、これが難しかった。今でも、一人では解けないです。
インド IT留学 8週目の学習内容
この辺りで、100%の理解ができないまま、レッスンが進んでいくことになりました。
MySQLを勉強する
MySQLを、1週間じっくり勉強し、データーベースを利用できるようになりました。
データをデーターベースに挿入したり、検索したり、削除したりするのが主な使用方法です。
・学校のデモECサイトを一から作成

このECサイトを、今まで習ったこと ( HTML. CSS . PHP , MySql , JQuery ) を駆使して、一から作っていきます。
このサイトに入っている機能として、アカウント作成、ログイン機能、ショッピングカートなど盛りだくさんで、やりがいがあります。
新しい先生の登場
この学校では、1ヶ月ごとに日本人スタッフとコースの進捗状況の確認などのカウンセリングがあります。生徒にとっては、有難い機会!
そこで、いろんな人から習ってみるのもアリ!ということで、先生を変更しました。
新しい先生が、ソヌ先生。

寡黙な先生ですが、ぐちゃぐちゃになった私のコードを涼しい顔で、いつも修正してくれます。
自分は、このECサイトを1ヶ月かけてやりました。私は理解が遅いので、他の受講者はECサイトを終えて、違うPHPのフレームワーク(CakePHP)を勉強したり。
進み具合は人によってさまざまです。
レッスン以外でやった事
wordpressを始めた
私が留学しているMISAOでは、1週間に1回、学生に社会人セミナー、ITコース受講生には、ITセミナーが開かれてます。(生徒数の集まり具合によって開かれます)
ITセミナーの内容は『googleアナリティクス』,『wordpress』, 『SEO』など興味のある内容ばかりでした。
ここで、スタッフの方が言った言葉が印象的でした。『こうやって説明しても、実際に継続してする人は1割』
影響を受けやすい自分は、『しないと、情けない』と思って、このブログも開始したわけです。
レッスン3か月、経過しての反省
以下の反省点を活かせなかったのが、今でも少し後悔してます。
① 理解が遅く、一緒に受けてる人に迷惑をかける
グループレッスンなので、一人理解が遅いと、レッスンの進行の妨げになります。でも、その気持ちが『勉強をもっとしないと!!』とやる気にもつながりました。
② 予習と復習が不足していた
予習をせずにレッスンに行った時は、先生に何回も質問して、レッスンのスピードを下げてしまった
やっぱり、予習が何より大事!何を予習したら良いかわからない場合は、プログラミング学習サイトのProgateがおすすめです!これには助けられました!
復習や予習の時間をたっぷり作るべきでしたね、当たり前ですが。
③ 知識が中途半端になってきた
やる気はあるのは良いけど、参考書を読んだり、レッスンに関係ない内容まで、あれやこれやと、つめこんでパンクしました。
結局、知識が身についていないという悪循環に。習った事の復習に、もう少し重点を置くべきでした。
④ 先生や、周りの生徒とコミュニケーション不足
今、思うと最初は、自分だけで解決しようと時間をかけすぎました。どうしても解決できない時は、聞いた方が早く解決できます。初めからそうすべきでした。
さいごに
最終的に、生活習慣が不安定になりました。夜中まで勉強して、朝のレッスンに集中できないとか、、完全に自分の問題ですが。
留学はスパルタの学校でない限り、何も強制されません。自分もそれを望んで、比較的、自由度の高い学校を選びました。
やはり留学は、”成功しようとする意志”が、どれだけ強いかにかかってます!
他にもインド留学の記事がありますので、ぜひチェックしてください。
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